マンションの売却に最適な時期なんて無い!?今後のマンション事情から読み解く

033

マンションの売却に最適な時期なんて無い!?

私が不動産業をしている時によく、「マンションや住宅を売る絶好のタイミングってありますか?」と質問されていたのですが、正直最適な時期はありません。

と言いますか、販売価格が上昇しているまさに「今」が最適な時期なのです!

つまり、市場の流れが上昇している時に売るのが最適な時期といえるため、実際にその時にならなければわからないというのが現状としてあります。

売るなら「3年以内」に売却すべき

日本の中心地、いわゆる都心部のマンション価格は、いままさに上昇しっぱなし状態です。
なぜなら、2020年東京オリンピックが開催されるまで東京都心部の不動産は上昇すると見込んで、海外の投資家などがこぞって投資していたからに他なりません。

そのため一般のマンション市場にも影響しており、投資不動産に限らず居住目的で購入するマンションの価格にも言える事なのです。
もし、現時点でマンションを含む住宅を「できるだけ高値で売りたいな」と思っている(計画している)のであれば、【約1,000社の中から不動産の査定額を見積もり比較できるサイト】で無料査定をしてもらい、査定結果を比較・検討してから、2019年には売ることをおすすめします。

今後のマンション事情はどうなる?

マンション価格の暴落が迫っている「2020年問題」とは!?東急沿線(二子玉川・武蔵小杉等)への影響は?』でも解説していますが、これからマンション価格の大暴落の波が押し寄せてきます。

先述している2020年東京オリンピックも大きく影響していますが、東京都の人口が2020年にピークを迎えることも大きな問題となっています。
さらには、全国的に世帯主の年齢が60歳以上のマンションが今以上に増える(現在すでに5割超え)ことも懸念されており、マンション住民の高齢化が急速に進展しているとも言えるのです。

マンション世帯主の高齢化がもたらす影響

マンション世帯主の高齢化が進むにつれ、住宅が不要になるケースが増加すると見込まれます。そうなれば当然、マンションを含む住宅は売却されるでしょう。

たくさんの住宅が売却されれば、中古住宅市場には、物件が溢れ、「値崩れ」を起こすとも言われています。

マンションを購入する側なら最適な時期と言えますが、売る側からすれば、値崩れしてから売っても二束三文にしかなりません。
売るタイミングを間違えると大きな損をする事になるため、今のうちから自分のマンションの価値を把握しておくことが肝心となります。

マンションの効果的な売却方法とは

マンションを売る際の効果的な方法には、いくつかポイントがあります。また、人によってマンションの保有状況も違うため、その人に合った方法で売却することが賢い売り方となります。

たとえば、居住用に購入したマンションを売却する場合、住宅ローンが「まだ残っている人」と「完済している人」の売却方法はまるっきり違います。
もっと言えば、投資用マンションの場合も同じ売り方ではないのです。

さらに、マンションを高値で売るためには、以下の参考ページに詳しく書いてある「ポイント」を押さえた売却方法を使って効率よく売却していますし、その方法を知らなくて損をしている人も少なくありません。人によってですが、売却価格に”500万円”も差が出ているケースもあります。

これからマンションを売る(売ろうとしている)人は、失敗しないように参考にしてみてください。

【参考ページ】
中古マンションの賢い売却方法!状況によって売り方を変える理由って?
中古マンションを売りたい人はこんな事をしていた!?その効果的な売却方法とは?