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東急田園都市線の駅はなぜ人気なのか?
住んでみたい路線として人気の「東急田園都市線」は、同じ東急電鉄の「東横線」と並び、ブランドイメージが高いと言われています。
渋谷駅から中央林間駅までの総延長31.5kmを結ぶ沿線には、「三軒茶屋」「桜新町」「二子玉川」「溝の口」「鷺沼」「たまプラーザ」「あざみ野」「青葉台」など、数多くの魅力溢れる街が途切れることなく連なっているのが人気の理由です。
駅周辺に商業・文化施設などの必要な機能を集中して整備し、その外周に緑豊かな潤いのある住宅地を開発してきたことで、「新興住宅地」から「高級住宅地」にまでステータスも高まってきました。
今回は、私が不動産の仕事で培った知識も交えながら、田園都市線の「住みやすい街」を駅別に紹介します。

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田園都市線の東京都エリア
田園都市線を、東京都と神奈川県に分けてそれぞれの「住みやすい街」を3エリアづつ紹介します。
まずは、田園都市線の東京都エリアからです。
【三軒茶屋】帰りが遅い人でも住みやすい駅
三軒茶屋駅周辺は、国道246号、世田谷通り、茶沢通りが交差し、3本の通りの間にはそれぞれ異なる雰囲気の商店街が広がりを見せています。
この駅周辺には深夜遅くまで営業しているスーパーも多く、帰りが遅い人にも住みやすい場所として人気で、こだわりの食品店も増えています。そのため、自炊派、料理好きにもお勧めの街といえます。
また、世田谷通りとそれと並行する世田谷線沿線、茶沢通り沿い、そして、246号の東側などは、住宅供給の多いエリアとなっているため、比較的安く物件を探すことができますよ。
三軒茶屋を始発としている東急世田谷線沿線では、最近、どの駅周辺も活気づいている感がありますし、お手頃物件が多く、隠れた穴場として注目したいエリアでもあります。
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【駒沢大学】ペットや子供がいる家庭に人気の駅
駒澤大学駅は、広大な駒澤公園が人気です。園内を走るランニングコース、サイクリングコースが人気ですが、テニスコートやプールなど多彩な施設があり、体を動かすのが好きな人ならピッタリの街といえます。
駅名からわかるように、駒沢公園の隣にあるのが、駒澤大学です。そのため、この街では子連れ、ペット連れと同じくらい学生の姿も多いのが特徴です。
学生が多く住む街ですので、単身者向けの比較的お手頃な物件も多く、賃料は駒沢大学あたりで6万円台からあります。しかし、駅から離れた物件、バス便利用物件も多いため、そうした物件を狙うのもアリですね。
また、駅から離れると、戸建て中心の住宅街が広がります。
住環境の良さから人気が高いのは目黒区東が丘、世田谷区深沢あたりで、大きな区画の住宅も目につき、「静けさ」と「緑の豊富さ」が印象的で住みやすい街ですよ。
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【桜新町】静けさと落ち着きが特徴の駅
東急田園都市線沿線の東京都エリアの中でもっとも国道246号から離れており、その分、静かな印象がある桜新町は、サザエさんの街と言われており、知っている人も多いと思います。
駅名の通り、駅前の通りには八重桜の並木があり、桜の咲く時期には、桜がトンネル状にアーチを描きその見応えは十分です。
商店街でもある駅前の通りは、飲食店、魚屋、花屋、和菓子屋などに加えて、スーパーやファミレスなど何でも揃っています。
住みやすい街という事もあり、当然ながら賃貸物件の賃料はそれなりでグレードの高い建物も多いです。ただ、「落ち着いた雰囲気で充実した暮らし」を求めている人には、住みやすい街ですので、おすすめですよ。
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田園都市線の神奈川県エリア
続いて、田園都市線の神奈川県エリアの中から「住みやすい街」を紹介します。
【溝の口】生活のしやすさ満点の街
溝の口は、川崎方面につながるJR南武線と交差するターミナル駅です。
東急田園都市線「溝の口駅」とJR南武線「武蔵溝ノ口駅」をつなぐ歩行者専用デッキがあり、住民の憩いの場になっているほどです。
また、駅周辺には大型商業施設、飲食店、公共施設などが入っている建物もあり、生活のしやすさが伺えます。
もともと、田園都市線の急行で渋谷駅まで「14分」と利便性が高い駅だった溝の口は、二子玉川駅から大井町線に乗り継ぐことで、品川・東京方面へのアクセスも可能となっており、田園都市線の中でも人気のある街なのです。
さらに、この周辺エリアは古くから熟成されてきた場所なだけに、物件のバリエーションも多彩であることから、掘り出し物件が見つかる「穴場」的な存在の街とも言えます。
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【たまプラーザ】ロンドン郊外をイメージした駅・街
渋谷から東急田園都市線急行で20分のたまプラーザは、このエリアでは唯一、成田や羽田、そしてディズニーランド行きのバスが発着するなど、地域の中心といえます。
過去に、「神奈川の住みたい街ランキング」で堂々1位になるなど、県下ではトップクラスの人気を誇る街です。
広く安全な歩道、商業エリアから隔離された静かな住宅街など、環境の良さは田園都市線の中でナンバーワンかもしれませんね。
2010年にグランドオープンした「たまプラーザテラス」には、約130の店舗が集まり、多様な家族の生活スタイルに応えてくれるため、住む人を選ばない街でしょう。
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【青葉台】明るくのどかな街
青葉台の駅前は、「青葉台東急スクエア」を核となって今や青葉区内最大の商業エリアとなっており、数・質ともに充実のレストラン、カフェ、雑貨屋のほか、大型書店やスーパーなどが集まっているため利便性が高い街です。
住宅街に入れば一転して自然と調和した静かな環境になるため、集客性の高い「駅前の魅力」と「住み心地の良さ」を見事に両立している街です。
住みやすい街かどうかに「治安の良さ」も含まれますが、青葉台は治安も良くファミリー層に絶大な人気の街なのです。
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田園都市線沿線の家賃って高いの?
田園都市線には魅力的な街が沢山ありますが、気になるのが家賃ですよね。
東急田園都市線の家賃相場を以下のページに整理したので是非ご覧ください。
【参考ページ】
・【田園都市線の家賃相場は?】賃貸でおすすめの駅や、感想も紹介します