中古マンションを売却する際に、誰もが思うのは「高く・早く売却するにはどうすればいいのか?」です。
高く・早く売却するためには、さまざまなコツがありますが、年間を通して比較するとマンション購入が増える時期があるのをご存知でしょうか?
一般的には、春の新学期シーズンと秋の人事異動シーズンと言われています。
しかし実際には、人事異動のシーズンは企業ごとに違うこともあり、秋にマンション成約率が増加するとは言い切れません。
■中古マンションの売買が活性化する時期は?
東日本レインズ(東京都) 近畿レインズ(大阪府)の成約率は上記図の通りです。
月々平均は、東京都で1,600件、大阪府で800件程度です。
そんな中、地域に関わらず減少傾向が見られるのが8月なのです。
東京都1,200件、大阪府673件まで、減少しています。
秋にマンション成約が増加すると言われる理由は、実際には夏の減少の反動と考えた方が良いでしょう。
東京 9月1,651件 10月1,683件 11月1,553件
大阪 9月 802件 10月 838件 11月 832件
このように平均値から大きく増加している訳ではないのです。
1月は夏ほどではないものの成約率は減少します。
その理由は年末年始と不動産業者も休業とすることや、年始から慌ただしくマンション購入は控える傾向があるためです。
しかしそれを過ぎると、春の新シーズンを目指し物件成約が高まります。
東京 2月1,784件 3月1,948件 (2016年3月1,806件)
大阪 2月 918件 3月 993件 (2016年3月976件)
このように新シーズンを目指す2月3月の成約率がダントツに多いのです。
■2.3月に売買契約の成約が集中する理由
マンションの購入には、日常的には経験することが無い金額を使います。
そのため勢いで購入する人は殆どいません。
多くの人は購入マンションを探しチェック、内覧、交渉に数か月という時間をかけるのです。
「予算」「間取り」「立地」さまざまな条件面を満たす、理想のマンションの出現を待ちます。
しかし何時までも理想のマンション出現を待つにも限界があります。
子供の新学期など生活になるべく影響が少ない時期になると、状況に後押しされるため成約が上昇するのです。
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■シーズンを狙えば高額売却も可能?
マンション売却を狙うなら、2月3月の売却成立を狙い不動産業者に売却依頼を行うと良いです。
2.3月の需要と供給のバランスは、供給(購入希望者)が増加し、他の月よりも価格が高く売却できる可能性が高まるのです。
8月の需要が低い時期に売り出し売れ残り続け、3月を迎えるのも同じではないか?と考える人もいます。
しかし8月に「低い価格」からスタートし需要の高まりと共に値上げを行う訳にはいきません。
マンションを購入する人は、何か月もかけて売却マンションの広告をチェックし価格の底値を探ります。
そのため、一旦最低限の売却価格をつけてしまえば「この物件は、最低価格までは値下がりする」と考えるためです。
購入を考えていたとしても「再度の値下げを待つ」「値下げ交渉」を行うため季節に合わせた価格変更は不可能といえるのです。
また、長期間広告に掲載することで不人気物件と認識されてしまうのも、売却時にマイナス印象となります。
このように売却時期は、とても重要なのです。
■マンション売却を不動産業者に依頼するシーズン
2.3月の成約を目指すなら、1月には広告掲載されている状況になる必要があります。
そのためには11月の末、12月には不動産業者との媒介契約を済ませる必要性があります。
GoogleTrendsの検索で、中古マンションの検索数を調べた結果1月の正月明けぐらいから検索数が急上昇しています。
そのため、この検索数の多い時期にアピールする事が重要なのです。
■まとめ
マンション売却を考えた際に、需要が高まる時期というものが判っているのですから、利用しない手はありません。
より「高く」マンションを売却するためには、複数の不動産業者に査定を行い「適正な範囲で高額」「優良な販売プラン」などの販売計画を提供してくれる不動産業者を見つける必要があります。
そのためにも査定時には尋ねるべき「販売計画」の一つとして販売時期も確認すると良いでしょう。
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