マイホーム購入に年収は気にするな!?住宅ローンの返済がきつくて破綻した話

マイホーム購入に年収は気にするな!?

「マイホーム」は人生最大の買い物。

だからこそ物件や住宅ローンの見極めはとても重要です。

ここでは、収入とライフプランの考え方をご紹介しますね。

金利を安くするなら
既に借りている人も、これからの人も、最も大切なことは比較して一番安い金利を見つけることです。

  • 70銀行を比較
  • 仮審査も一括で実施

これを実現できるのは「住宅ローンの無料比較サービス」。毎年金利は下がっているので、去年借りたばかりでもさらに安くなる可能性は十分あります。

住宅ローンがきっかけで破綻!?

実は、住宅ローンの返済が厳しくなり破綻した人は、少なくありません。

マイホームがさらに家族を幸せにしてくれると思っていたのに、まさか、「家庭崩壊」のきっかけになるなんて・・・。とならないために今回は、「年収とマイホーム」に関する知恵を紹介します。

また、実際に住宅ローンで破綻したという体験談とその時の対処法も一緒に解説しますので、参考にしてみてくださいね。

「借りられる額」=「返せる額」ではない!

マイホームを購入しようとしている多くの人が気になっている事、それは、「今の年収で、いくらまで借りられるのか」ではないでしょうか?

しかし、実際は、「借りられる額」=「返せる額」ではない!という事を知らなければなりません。自分たちがいくらまでなら払えるかを冷静に考えることが肝心なポイントなのです。

返済比率35%でも返済可能!?

たとえば、年収が400万円以上あれば、多くの銀行は「返済比率35%」まで貸してくれます。
しかし、そもそも、それが間違いで、「貸してもらえるんだから返せるはず」と思わない方が賢明でしょう。

なぜなら、家計を切り盛りしていくためには、「住宅」「保険」「教育」「車」の4大固定費は、収入の半分に収めるのが基本です。
もし、住宅ローンだけに35%も使ってしまうと、その他の固定費に充てられるのは収入の15%だけとなり、それではやっていけなくなります。

今の社会では、これまで思ってもいなかったことが起こります。
銀行が倒産する時代ですし、ボーナスが無い企業も多いです。ましてや、大手企業勤めで収入も安定だから大丈夫!と考えるのは、あまりにも安易すぎます。

だからこそ、「どんな企業にもリスクはある」と考え、最悪の事態になっても「買った値段で売れるか」、「貸してローンが払えるか」は必ず考えておくべきポイントとなります。

妻の収入、ボーナスはあてにしない

共働きの場合には妻の収入をあてにしないこと。出産、子育てでキャリアを中断せざるを得ない可能性があり、その場合には返済が難しくなります。

特に総合職で正社員という場合には、一度離職すると再就職しても給料が大きく下がるケースが多く、そうなるのであれば、最初から「妻の収入、ボーナス」はあてにせず、安全な資金計画を立てるべきです。

家計の運営方法を見直すと効果的?

これからマイホームを購入しようとしている人なら、家計の運営方法を見直すのも効果的です。

たとえば、「夫が妻に生活費を渡し、それでやってくれ」というやり方は、一般家庭によくありがちですが、これは正直、危険です。

なぜなら、妻は夫が貯金してくれているだろうと思っていたが、夫は貯めておらず、全部使って何も残っていないといった事になりかねないからです。このケースは非常に多いため、要注意ですね。

住宅ローン破綻は他人事ではない!?

【年収:400万円程度】神奈川県在住 Mさん 3人家族(妻・子)の体験談です。

神奈川県に住むMさんは、年収400万円程度で貯金も50万円もありませんでした。

当時、1LDKの賃貸マンションに住んでいましたが、子供も大きくなりそろそろマイホームを購入したいなと夫婦で話していた時に魅力的なチラシが目に留まりました。

『頭金ゼロ!今この時期にお申込み頂いた人に限る!返済額毎月8万円から・・・』今の家賃は、約10万円。その翌日にはモデルルームで話を聞くMさん夫婦の姿がありました。

そして細かい検討をすることもなく、3年固定金利1%のキャンペーンを利用して「3000万円」を借り入れ、勢いでマンションを購入したのです。

月々の返済は9万円程度、これなら十分返済できると、憧れのマイホームライフをスタートさせたのですが・・・。

住宅ローンの大きな落とし穴・・・

Mさんたちのもくろみは1年目から崩れ始めました。
確かにローン負担は1年間で約100万円程度ですが、毎月の管理費、修繕積立金、それに団信保険料や固定資産税を加えると、1年間の支払いが170万を超えてしまったのです。

想定外の支出を補うために、奥さんもパートに出始めたのですが、返済4年目を迎えた時、自分たちはとんでもない計画を立てていたことを思い知らされたのでした。

4年目からの金利は1%から2.9%に設定され、月返済は12万円を超えてしまったのです。

夫婦で何度も何度も返済計画を立ててみました。しかし、どう考えても・・・結果は同じ。

結果的に家を手放すという結論に至ったのですが、Mさん夫婦には、更なる追い討ちが待ち受けていたのです。

その追い打ちとは、いま家を手放しても「借金の額が売却価格を上回ってしまい、家を売っても借金だけが残ります」という事だったのです。

住宅ローンの返済が辛くなったら

先述したMさん夫婦は、必ずしも家を売らなければならなかったのでしょうか?

ギリギリの状態になっていなければ、まだ選択肢があったんです。

住宅ローンが払えないと思ったら、早めの決断がカギ!

①住宅ローンの金利を下げる

住宅ローンを賢く選ぶための一括審査申し込みサイト」を利用することで、驚くほど住宅ローンの支払いが減ることもあります。

②今の資産価値を確認する

我が家は駅からも遠いし…なんて諦めるのは早すぎます。

今は、意外な物件も高値で売れる時代です。

ローンを全額返済してもまだお金が余るほどの査定結果が出ることもよくあります。

今の資産価値が気になる方は、まず無料査定してみることをおすすめします。