相続した土地が不要だから売却した話!必ず確認しておきたい3つのポイント

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相続した土地が不要だから売却する

昨年の2015年から相続税制が改正されました。それにより、相続税の課税対象となる財産を持つ人の割合が、全国平均で約4%から6%台に広がったのです。

そのため、それまで相続税の心配をしなかった人でも気にする人が増加し、親族から譲り受けた土地や建物などの「不動産」を売却したい、もしくは、売却を検討中という人も増えているのです。

相続した不動産を売却する理由は、人それぞれですが、結果的に売却をするのであれば、それなりの売却手順を踏んだ方が賢いです。

相続した土地の賢い売り方

相続した不動産が不要だからと言っても見る人から見た場合、価値があると判断されることがあり高値で売却できる可能性があります。

今回は、相続した「土地」に特化し、実際にあった話も踏まえた売却事例を交えて、上手な売り方を紹介します。

相続した土地が「農地」だったらどうする?

親族が残した土地は資産だと思い、相続に踏み切ったが、実際に相続してみたら、実家の建物だけでなく「農地」も相続する事になってしまった話です。

多くのそのようなケースの場合は、税金の事も考えて、相続した農地が不要となっている事が多いです。
ただでさえ、実家がある田舎には遠くてすぐには行くことが出来ないといった人も少なくありません。

たまにしか行かず、管理がずさんになれば、草が茂り、雑草が生え放題になってしまいます。
一応、業者へ依頼して除草を行う事はできますが、やはり維持することが困難になってくるでしょう。

そこではじめて「土地を売却しようかな」と考えるものです。

農地だからと自己判断は禁物!

売却する事を検討するまえに、気を付けなければならないのは、「農地だから価値が無いだろう」と自身で判断してはいけないということです。

田舎の農地だろうが、しっかりと不動産のプロに売却査定をしてもらう事が、上手な売り方といえます。

無料で査定してもらえる【約1,000社の中から不動産の査定額を見積もり比較できるサイト】を利用することで、売却価格の目安を知ることができますよ。

また、相続した実家をなんとか活用したいと思って、【土地活用比較サイト】を利用してみたら、土地周辺の環境などをしっかり見極めた運用方法を提案してもらえたという事例もあります。

値上がりを期待した「投資用別荘地」の売却

被相続人は、かつて、値上がりを期待して投資用別荘地を購入しました。
しかし、別荘地がある原野・山林などは、かつては市場価格が高騰していたため、淡い期待をしていた事は理解できます。

ですが、そんな期待は外れ、今では購入した価格よりも大幅に下落しているのが現実です。

被相続人は、購入後、すぐに転売をしようとしていたため、水道や電気も引いていませんでした。
そのため、全く利用価値が無いうえに、面積は広く、ただでさえ「維持管理コスト」「固定資産税」の負担が大きくのしかかってきます。

別荘地の上手な売却方法とは

相続人は、この別荘地を相続したものの、やはり利用する事ができず、売却を検討することに踏み切ったのです。

ただ、ここでも個人間で別荘が欲しい人を探したわけではなく、【500万円以上の売却差がでると言われている比較サイト】を利用して売却査定価格を知ることから始めたそうです。

自分が思ってる以上に高値で売却できる場合もあるため、まずは、不動産のプロに売却査定をしてもらう事が重要となります。