住宅を購入して後悔しないためには
人生の中でもっとも大きい買い物となるであろう「住宅(マイホーム)」の購入は、慎重に進めなければなりません。
もし、失敗したら、後悔をするだけでなく、人生も狂ってしまう可能性があります。実際にマイホームを購入した後に「悔やんでも悔やみきれない」という思うを持った人を私は何人も見てきました。
だからこそ、これからマイホームを購入する人が失敗しないための行動をわかりやすく、「3つの行動」として紹介します。
これは、家を購入して幸せいっぱいの人達から聞いた方法です。ぜひ、参考にしてみてください。
マイホームを購入する人が失敗しないための3つの行動
マイホームを購入しようと思った時、人の感情というものは、すべて「ポジティブ」に捉えてしまいます。
その時は、マイホームという響きだけでワクワクしてしまいますし、普通なら、「隣人の人はどんな人だろう?変な人なら嫌だな」「住宅ローン払っていけるかな?」「どの不動産会社に依頼すればいいかな」と考えますが、購入前は違います。
「隣人との関係は、購入してから築けば良いだろう」「住宅ローンも奥さんがパートに出れば払える金額だよね」「周囲のママ達がこの不動産会社がおすすめと言っていた」など安易に物事を考えてしまいがちです。
家を購入して失敗しないためには、
行動1.物件の「相場」を見極める
行動2.不動産会社を見極める
行動3.住宅ローンを見極める
という、「3つの行動」を意識するが大切です。さらに、各項目の詳細を見てみましょう。
【行動1】物件の「相場」を見極める
まず、購入しようとする物件の見極めをするために、不動産広告のチェックとモデルルーム、オープンハウス等の物件見学は欠かせません。これは、マンションや建売住宅、注文住宅を購入する場合でも同じことです。
ここで注意したいのが、「なんとなく」この家が気になるといった事で、見学に行かない事です。たとえば、近所に建設されるマンションの広告がポストに投函されていたから見学してみようといった事です。
なぜなら、不動産会社の人達は、こういう安易に考える人たちを「一番のカモ」だと思っているからです。
言ってみれば、建設している側からすれば、「誰が購入しようと同じ」と思っています。ですから、売りやすい人に売るという事が手っ取り早いと考えていますので、注意です。
相場からかけ離れた価格の「新築住宅」
日本の住宅は、「新築」の物件が一番高値で、相場からかけ離れた価格で売り出す事も珍しくありません。
そのため、目を引く物件を見つけた場合、「この価格は相場と比較してどのくらい適正価格なのか」を調べる必要があります。
例えば、新築物件は1年経過してしまうと(誰も住まなくても)中古物件という扱いになりますので、周囲にある築1年経過した物件と比較して、新築の物件とどのくらいかけ離れた価格で販売されているのかを見てみると良いです。きっと、驚くほどディスカウントされて販売されているはずです。
もし、戸建ではなく、”マンション”の適正価格や相場を知したいのであれば、≪新築・中古マンションの適正価格が無料で分かるサイト≫を利用すると良いでしょう。
【行動2】不動産会社を見極める
物件の選別と同じくらい重要なのが、「不動産会社」です。
物件から選ぶのであれば、建築した不動産会社へ出向くことになりますが、逆に信用できる不動産会社を探して、注文住宅を建てるといった方法もあります。
実際にマイホームを購入している人の多くは、「自分たちに合った」もしくは、「自分たちの身になって考えてくれる」不動産業者を選ぼうと【あなたに最適なハウスメーカー、工務店が見つかるサイト】などを活用して、複数の不動産会社を比較・検討しています。
これからマイホームを購入する(検討している)という人は、一度、見てみると良いでしょう。
家を購入する際は「建物の構造」にも注目すべき!
家を購入する際は、デザインや価格に目が行きがちですが、「建物の構造や部材」にも注目すべきでしょう。物件の部材からどのような構造になるのかが判断できますし、家を建てた後にトラブルにならずに済みます。
しっかりとした(価格に見合った)部材を使用している不動産会社を見つけるにも、先述したサイトが役立ちますよ。
【行動3】住宅ローンを見極める
マイホームを購入する際、しっかりと住宅ローンを見極める人は、正直、少ないです。
しかし、住宅ローンの返済は、毎月やってきますし、住宅ローンで「破綻」まで追いやられている人も実際、存在します。
住宅ローンの見極めをする場合に一番大切な事は、≪借りれる金額=返せる金額ではない≫ということです。
たとえば、年収が400万円以上あれば、多くの銀行は「返済比率35%」まで貸してくれるでしょう。しかし、これが間違いです。「貸してもらえるんだから返せるはず」と思わない事が賢明です。
「住宅ローン破綻」は他人事ではない!
現代は、銀行が倒産する時代ですし、ボーナスが無い企業も多い中、大手企業勤めで収入も安定だから大丈夫!と考えるのは、あまりにも安易すぎです。
だからこそ、最悪の事態になっても「買った値段で売れるか」、「貸してローンが払えるか」は必ず考えておくべきポイントとなります。
住宅ローン破綻は、他人事ではなく、誰にでも引き起こる可能性があります。しかし、しっかりと住宅ローンを見極めて購入している人たちも存在します。
住宅ローンに悩まされず幸せに暮らしている人は、住宅を買う前に、「家計の見直し相談センターの住宅ローン診断」で住宅ローンの比較見極めをしています。
難しくて面倒な各銀行の住宅ローンを比較表を使って分かりやすく説明してくれますし、他にも繰上げ返済や金利の変動を含めた返済シミュレーションも図解で解説してもらえます。
今、住宅ローンで苦しんでいる人や、これから家を購入する人も含めて、住宅ローンに対して不安や心配がある人は一度相談してみると良いでしょう。
【参考ページ】
・マイホーム購入の適正年齢は?35年ローンを組むなら若い方が有利なの!?
・マンション価格の相場を便利で簡単に知る方法!?家を買う前に失敗したくない人は必見!