リフォームにはトラブルは付きもの!?
戸建、マンションに関係なく、中古の住宅を購入しリフォームして住もうと考える人は今や増加する一方です。
以前、『家のリフォームでトラブルが続出!過去の失敗事例から回避方法を紹介!』でも触れていますが、業者との間でトラブルが続出したりなど、リフォームで失敗するケースが多いのも事実です。
トラブルになったり、失敗するケースは人それぞれですが、実際に失敗した人に聞いてみると共通点もあります。
「知人・友人」に相談すると失敗する!?
リフォームの代表的な失敗例は、「友人、知人に住宅関係の仕事している人がいるから相談する」事がよく挙げられます。
また、「料金が安いから」と思って依頼しても、後になって「これは別料金です」とか「ここまでが依頼された内容です」などと言って、お金を請求してくる悪徳なリフォーム業者も実際に存在します。
そのため、いくら親しい人に住宅関係の人が居てもあまり信用をせずに、あなた自身がリフォーム業者を調べたり、比較・検討をする事が望ましいです。
では、中古物件を購入した(する)場合、失敗しないリフォームやリノベーションをするためには、どのような方法があるのでしょうか?
その方法を以下で詳しく紹介します。
リフォームで失敗しない方法【戸建て編】
契約の際には、見積書の項目が発注者の意図どおり過不足なく記載されているか、図面どおり正確に書かれているかなど、慎重に検討することが必要です。
しかし、それでも、リフォームの工事範囲について、結果的にしっかりとした合意がなされていなかったことが原因で、トラブルに発展したケースは非常に多いです。
たとえば、リフォーム業者から工事が完了してから工事費を「追加で請求された」というトラブルは、実際に少なくありません。
リフォーム業者の「追加請求」を回避する交渉術
依頼をする私たちと、リフォーム業者には、「知識の違い」という、決定的な違いがあります。
しかし、リフォーム業者には口下手な職人気質の人も多く、親切に一から説明をするようなタイプの人はいません。
こちらが、「リビングの全てリフォームしてください」と言っても、業者側は「リビングの壁と床だけ」と思ってしまい、天井をリフォームしない業者(職人)もいます。
曖昧な口約束で済ませずに、『リビング全体は、天井も含まれているのですか?』など、しつこいくらいに細かく聞いて業者との意思疎通をはかる必要があるのです。
リフォーム業者を「大手だから」「ネットで口コミが良いから」「知り合いだから」などとすぐに信頼せずに、【約500社の中から選ぶ!優良業者の見積もりが比較・検討できるサイト】のようなサービスを利用し、最低でも2~3社の見積りを十分に比較・検討する事が重要になってくるのです。
リフォームで失敗しない方法【マンション編】
外観は共有部分であるマンションをリフォームする場合、そのメインとなるのは、≪内装≫になります。
そして、内装リフォームでよくある工事内容は、「遮音工事」と「バリアフリー工事」なのですが、逆に、トラブルも多く発生しているのもこの工事ともいえるのです。
たとえば、「バリアフリーの認識違い」がきっかけでトラブルになったケースを例に挙げます。
バリアフリーと聞けば、「廊下と部屋の段差がまったく無い状態」をイメージする人が多いと思います。しかし、リフォーム業者は同じ認識で作業をしない場合があるのです。
段差がまったく無い状態にするために過大な工事となってしまうような箇所は、「少しの段差は許容されるもの」と勝手に思い込んで作業を進める職人も実際に存在します。
結果、「1cm」の段差ができてしまったりするのです。(車いすの場合、1cmの段差でも十分つまずきます)
マンションのリフォームで多い「遮音工事」
隣人の音が気になるという人は、遮音工事を依頼しますが、これは、戸建て住宅では、あまり聞かないリフォームであり、マンションならではのリフォームです。
しかし、このような工事でも「工事したのに隣の部屋の声が聞こえる」といった、トラブルが発生しています。
ただ、遮音工事というものは、そもそも、騒音源となる空間と住んでいる間の空間を仕切る部材のどこかに、遮音性能が低く、音を伝えてしまう「音響的に弱い部分が残る」と、他の大部分の遮音性能を向上させたとしても、空間としての遮音性能が向上しないため難しいと言えるのです。
だからこそ、遮音工事のリフォームを検討しているのであれば、≪どのような工事≫を≪どんな建材を使って≫、≪どのような手順で行うのか≫、また、≪なぜ、その工事をするのか(理由・効果)≫など、具体的な内容を確認してから契約をすることが望ましいです。
それに応えてくれるリフォーム業者を【徹底比較!複数社の見積が無料で分かる情報サイト】などで調べて、比較・検討する事が失敗しないリフォーム術になるのです。