家を「売る」側の実態とは？
総務省の発表によると、現在、全国的に、空家が増加しており、１０軒に１軒が空家となっている状況です。
この問題の解決として国は中古住宅の流通を促しており、中古住宅を購入してリノベーションをするなど家を「買う」側面での選択肢は広がっています。
しかし、実際「売る」側はどうなのでしょうか？
今回は、家の売却の実態について、データをもとに売却理由や家を賢く売る方法を体験談や事例を交えて紹介します。
家を売却する一番の理由は「住み替え」
まず、そもそも、どういった背景から、持ち家の売却を考えるようになったのでしょうか。
家を売却することになった理由ランキングは次の通りです。
【１位】より良い住まいに住み替えるため
【２位】資金が必要となったため
【３位】今が売り時だと考えたため（税制改正などから）
【４位】勤め先の転勤のため
【５位】住まいを相続した／することになったため
【６位】離婚したため
【７位】家族(親や子どもなど)と同居するため
【８位】ご自身や子どもの通勤/通学のため
【９位】家族やご自身の子育て/出産のため
【１０位】家族やご自身の介護のため
注目したいのは、６位の「離婚したため」です。
上記のランキング外ではありますが、「結婚」「出産」「介護」「家族との同居」以上に、「離婚」が原因で家を売る人が多いというのは、『離婚した時は家を売るタイミング！？ローンが残ってても大丈夫な理由』でも話しています。まさに、現代の特徴といえます。
理由はさまざま！家を売った人の体験談
ここでは、実際に家を売った事のある人の体験談を紹介します。
「離婚」が理由で家を売った人
離婚が原因で家を売った人は、売却価格が購入時の価格よりも下がったとしても、早く売って現金化したいと考える人が多いです。
実際、「３ヶ月以内」に家を売る人が全体の約７０％を占めます。
かつての配偶者との思い出が詰まったマイホームを一刻も早く引き払いたかったという思いがあったからでしょう。
もし、離婚が原因で家を売却しようとしているのであれば、少しでも高く売るために、【約1,000社の中から不動産の査定額を見積もり比較できるサイト】を利用すると効果的です。
中には売却額に「５００万円」の差が出たケースも明らかになっています。
「お金」が必要になって家を売った人
家を購入する人の大半は何十年という長い期間の住宅ローンを組んで家を購入しています。
その後、購入時には想像できなかった事が起こり、お金が必要になったから家を手放す人も少なくありません。
そのような人は、実際に不動産会社と仲介契約をして売却するという方法よりも、不動産会社などの買取専門業者へ直接売る方法を取る人が多いのも事実です。
【６０秒で簡単！査定額に５００万円の差が出る事もある査定サイト】では、複数社の査定価格を比較・検討できるメリットもあり、即金が手に入りやすいため、まずは無料査定をしてもらう人が後を絶ちません。
「相続」したから家を売った人
過去に『家を売る理由は「相続」がキッカケ！？体験談や事例を交えたリアルな話』で体験談を紹介しています。
実際、相続が絡む不動産の売却はトラブルが多いのは確かです。
トラブルの原因は、相続人の間で意見がまとまらない例が最も多く、最近では、高齢の女性が相続した家や土地などの不動産を売却するケースが増加しています。
不動産の売却トラブルは、事が起きてから解決するよりも、前もって相続専門のプロ集団がサポートしてくれる【全日本相続専門所】に相談するなど、対策を講じていた方がトラブルになりにくいです。
トラブルになって相続人の意見がまとまらずに、そのまま空家になっているケースも数多く報告されています。
持ち家を賢く売る方法ってあるの？
まず、はじめに言っておきたい事は、「家を賢く売る方法」は実際に存在しますし、実践している人は周囲に言わないだけで賢く売っています。
マンションや戸建住宅に限らず、「不動産の相場」を知る事で、損をせずに家を売っているのです。
『家を売る際の相場を知る方法＆体験談を大公開！こうして私は損をせずに済みました！』を見てもらえると詳しくわかりますが、目からウロコな方法ですので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。