マンションを売った人貸した人&得した人損した人
現在マンションを購入したが、地方に転勤になったり両親と同居するためにマンションを売ろうか貸そうか悩む人は少なくありません。
私は、実際にそのような方に色々なアドバイスをした経験がありますが、タイプによって得をした方、損をした方と結果は分かれました。
損をした方はアドバイス通りに行動をしなかったという事もありますが、もし、マンションを売ろうか貸そうか悩んでいる人は、次の不動産活用法ノウハウが参考になるでしょう。
売るか貸すかは「ローンの残債」で決めましょう!
自宅のマンションを売るか貸すかを悩む人の多くは、きっと「損をしたくない」という人がほとんどではないでしょうか。売る方が得なのか、もしくは貸す方が損をしないんじゃないかと。
その答えを簡潔に言いますと、次のようになります。
【売る場合のポイント】
売却した金額でローンを完済できるのであれば損をすることはない【貸す場合】
家賃収入で月々のローン返済額以上の収益が得られるなら損をすることはない
次の項目で「売る場合」と「貸す場合」についてさらに詳しく解説します。
不動産の売却を考えている人はいちばん高いが見つかる不動産比較サイト「イエイ」を参考にしてみてください。
急いで売るのは禁物!損をしてしまうかも?
急いで売る人によくありがちなパターンが、急な転勤が決まったから”○月○日までに売りたい”というケースです。ですが、マンションに限らず不動産というものは急いで売ってもあまり得をしないことが多いです。
不動産会社や不動産買取業者は、急いで売る人を歓迎しますが、それは売主が得をするからではありません。自分たちが得をしたいから売り急がせるのです。
もし、少しでも「売ろうかな」という気持ちがあるなら、まずは【60秒で簡単査定!数百万円の差が出る事もある不動産査定サイト】でマンションの売却価格の相場を無料査定でサクッと調べましょう!
複数の業者の査定額を知ることで、ローンを完済できる金額かどうかの見極めをすることができます。
貸すことは「マンション経営」ということを忘れずに!
持ち家のマンションを貸すということは、紛れもなく「賃貸経営」をするということになりますので一つの事業と捉えることが必要になります。
あなたのマンションを貸し出せばいくらの家賃収入が見込めるのかを知らなければ、危険な賭けになる可能性があります。また、管理会社への委託料金も考慮しなければ収益はマイナスになりかねません。
ですので、そのような事態にならないためにも、【あなたのマンションがいくらで貸せるのかがわかるサイト】などで、1番高く貸せる不動産会社を比較することが必要です。
貸す行為は売るよりも面倒なことが多い!?
マンションを一度売ってしまえば、手元から離れるわけですので手間がかかることはありません。一方、貸す場合はメリットの他にデメリットもあります。
【デメリット】
1.空室なら収入はない
2.建物の劣化や設備の故障による修繕費、固定資産税などの経費がかかる
3.賃貸経営上の手間(確定申告、物件の維持管理など)がかかる
また、いずれまた住むかもしれないと思い、マンションを売らずに貸す人もいるでしょう。
しかし、一度貸したら借りた人が退去するまでは自分たちの都合で、追い出せません。賃借人は法律で守られているため正当な理由(「自分たちが住む」は理由にならない)がないと追い出すことができませんので、認識しておいた方がいいでしょう。
【参考ページ】
・持ち家を賃貸に出す時の注意点!戸建もマンションも同じ方法で大丈夫?